今回ご紹介するチームは、広島県瀬戸内高等学校サッカー部。
18年度 全国高校サッカー選手権に初出場をしベスト4に輝き、広島に嬉しいニュースを持ち帰った瀬戸内は全国にその名を浸透させた。
OBには、安部裕葵(現 FCバルセロナ)などプロサッカー選手を育てた実績もあり、県内だけでなく全国から注目をされるチームへと急成長を遂げている。
さらに、松本学園スポーツセンター(旧 青少年文化センター)を新たな練習会場として所有することになり、施設の充実性は言うまでもない。
現在、グラウンド隣の建物は耐震工事中ではあるが、将来的には学生寮として利用する予定で、サッカー部のみならず他クラブの生徒も宿泊、受け入れ可能と聞いている。
さて、選手権を目前に控えた選手たちの練習を取材した。
この日は、トップメンバーのみで行われ、約2時間ほどトレーニングを行った。
瀬戸内サッカーの根源ともいえる、最後まで走り切る体力。練習の前にはグラウンドの横にある坂道を駆け上がるトレーニングを取り入れ、選手たちの走力をつける。
その他にも、アジリティ、体幹トレーニングなどをしているほか、寮生の食事は栄養士考案のメニューで、自らの身体を鍛えあげる。
走り込みメニュー後は、ボールを使ったパス&コントロール、試合形式でこの日の練習は終わった。
また、瀬戸内にはGK指導をするコーチが練習、試合中に的確なアドバイスをしてくれる、GKの選手にとってうれしい環境も整っている。
選手に話すを聞くと、「位置、ステップ、ヴィルドアップの参加、キック」など細かなところまで指導をするので、学ぶことが多く充実したGKトレーニングができているようだ。
今年の瀬戸内が参加するプリンスリーグ中国では現在首位(10.21時点)と絶好調。
この勢いのまま広島県予選では、瀬戸内らしいパワフルあるサッカーを楽しみにする。
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