瀬戸内 2 – 3 岡山学芸館 2024/03/17 ＠ Balcom広島総合
第16回中国高等学校サッカー新人大会決勝戦は雨の中での試合となった。
両校とも3日間で4試合目で、コンディションとの戦いも強いられることになる。
試合開始、スコアが早速動く。
瀬戸内が前線からたたみかけ開始1分での先制ゴールを決める。
学芸館は今大会の全試合先制される形となったが、焦ることなく自分たちのリズムに徐々に戻す。
前半の内に学芸館が逆転に成功し、前半1-2、学芸館リードで折り返す。
後半、先に試合を動かしたのは学芸館。
右サイドでパスを受けた11番がドリブルで仕掛ける。
相手ゴール斜め右から相手に詰められるが右足を振り抜くと、相手の間を縫うような形で、ニアを打ち抜く素晴らしいゴールが決まる。
点を取り返したい瀬戸内は10番、7番が起点となり学芸館ゴールを目指す。
後半終盤、相手ゴール前で7番が左から中央にカットイン。右足を振り抜く。
このシュートは相手GKに弾かれるも11番がこぼれ球に寄せる。
このボールを中央へクロスし、走りこんだ16番が叩き込む。
1点を返した瀬戸内。残り時間が少ない中、必死にゴールを目指す。学芸館が身体を張って守る。
両校とも勝利への執念を見せる。
このまま試合が終了し学芸館が勝利をおさめる。
3日間で4試合を戦い抜いた両校の、アグレッシブな攻撃と運動量が落ちないタフな戦いぶりは決勝戦にふさわしく見ごたえある試合となった。
