沼田は立ち上がりからボールを支配し、押し込む時間が続く。
最初のチャンスはCKからで、クロスに6番が頭で狙うがキーパー正面。
右サイド4番の突破でCKのチャンスが続くが得点とはならず。
ボールを支配し攻める沼田、スコアは7分に動く。
沼田4番は右サイド深い位置からゴールに向かったドリブルで右サイドを突破。ゴール前のクロスをマイナス気味に出すと、11番が押し込み先制点を奪う。
先制リードを許した工大は、固さが見えた序盤から、積極的に動き徐々にリズムを取り返す。8番、6、5番がサイドでボールを繋ぎチャンスを演出。味方の士気も上がり、6番、19番とゴール前でシュートを打ちゴールへの意識が高くなる。
中盤での奪い合いが激しさを増す中で、沼田は再びチャンスを掴む。
自陣ゴール前の守備から中盤で10番がボールを持つと、前線裏のスペースに浮いたスルーパス。9番が裏へ走り込みDFを振り切ると右足でゴール右隅に決め追加点。沼田の11番、9番はパワーある攻めで、攻撃を引っ張る。
2点のリードを許す工大、前半ロスタイムに左CKを獲得。4番の蹴ったボールは綺麗な弧を描き、ファーサイドネットにそのまま吸い込まれる。
いい時間帯で工大は1点を返し、前半2−1、沼田リードで折り返す。
後半になると、開始から工大は果敢に攻める。
守備においては沼田の攻撃に、2番、4番が上手く対応して攻撃を跳ね返す。2番Capの気持ちのこもったプレーはチームに欠かせない存在。その後、サイド11番、2番が攻め上がり、ゴール近くでチャンスを作る。
しかし、沼田は工大に追加点を与えない。相手の攻撃に対して6番、14番がしっかりと対応する。
すると、後半18分。
中盤14番から裏にスルーパス。これに17番が反応して抜け出し、相手エリア前でコントロールする。
エリアで勝負を仕掛けた17番、相手守備の一瞬のスキをつき左足で狙い覚ましたシュートを放つ。準々決勝に続き、チームに大きな追加点を決める。
工大も負けじと、中盤から9番、8番、11番が果敢に攻め、逆転ゴールを目指すが、沼田の集中した守備になかなかシュートまで持ち込めず。
時間が進む中、相手陣内深い位置で得たスローインから大きなチャンスを生み出す。ロングスロワーを抱える工大の1つの武器。
38分、そのスローインからゴール前に浮いたパスが送られる。ゴール前の混戦から2番、4番が詰め、最後は8番が気持ちで押し込む。
3-2、工大が1点差に詰め、最後までゴールを目指したが、同点とはならず。
このまま試合は終了し3-2で沼田が勝利する。
The post 沼田 vs 広工大高 試合模様② first appeared on フレンドリースポーツ.