広島観音 vs 崇徳 試合模様④
会場:びんご運動公園 2021.10.24
試合開始序盤、お互いに中盤でボールの奪い合いが強く、相手にチャンスを与えない。
両チームとも10番の存在が大きく、ボールを持つや正確なパスとボールキープで起点となる。
観音はゴール前でフリーキックのチャンスがあり10番、2番が積極的に狙うがゴールとはならず。
崇徳25番が裏へ抜け出しシュートを打つがGK正面。
攻める崇徳にチャンスが来る。
30分、左CKからゴール前に上がったボールを3番が頭で押し込み待望の先制点を奪う。
その後も、CKのチャンスを得た崇徳だったが追加点とはならず。
前半0-1、崇徳1点のリードで折り返す。
後半、追いかける観音はまずは同点に追いつきたい。
立ち上がりから積極的に攻める観音は9分、左サイドからのクロスを10番がゴール前でそらし同点ゴールを叩き込む。
その後は両チームとも勝利を目指し、相手陣内に積極的に攻め込むアグレッシブな展開に。
崇徳11番のドリブルに対し、観音3番の守備、互いに譲らない見ごたえあるマッチアップ。
しかし、その後はスコアは動かず1-1で延長戦へ。
延長前半、崇徳は先制点を奪ったセットプレーと同じ形から7番が勝ち越しゴールを決める。
延長後半、追いつきたい観音は攻めるが、崇徳GKの再三のビッグセーブに得点が奪えない。
ロスタイム、ドラマは待っていた。
CKのチャンスを得た観音、GKも上がり気持ちで押し込みたい。
大きくゴール前に上がったクロスに、中央で混戦となり、観音選手がシュート、それを崇徳がはじき返すも、シュートブロックの際にハンドの判定でPKを献上する形となった。
このPKを10番がきっりと決め、観音は土壇場で再び同点に追いつく。
勝負の行方はPK戦へ。
崇徳キッカーのシュートはバー、ポストに無情にもボールは弾かれ、観音キッカーは確実に決め、PK戦の激闘の末、広島観音が2-2(4PK3)で勝利する。
気持ちと気持ちがぶつかり合った好ゲームとなり、両チームの選手を称えたい素晴らしい試合だった。