広島なぎさ vs 広島城北 中学総体(広島市)決勝④
広島なぎさ 2-1 広島城北 2023.09.03
序盤、なぎさは中央9番から右サイド10番へとパスが通り、チャンスをつくる。
しばらくはなぎさが押し込む時間が続く。
しかし、先に試合を動かしたのは城北。
前線からのプレスで、相手ゴール前でミスを誘発し、9番が押し込み先制点を決める。
城北に流れが変わるかと思われたが、得点直後になぎさも反撃に出る。
なぎさは相手に先制された直後のキックオフから押し込み、左サイドからのクロスに走りこんだ9番が頭で押し込みすぐに振り出しに戻す。
さらになぎさは、右サイドを深くドリブルで侵入すると、マイナス気味のクロスをゴール前へ。それを6番が右足ダイレクトで合わせ逆転し、前半を2-1で終える。
後半になると、城北が猛攻を見せる。
暑さがあり疲れが見え始める時間帯でも城北の運動量は変わらない。
相手陣内までプレスをかける姿勢は変わらず、終盤にはCKを何度も獲得しゴールチャンスはあったが、なぎさゴールを割れず。
苦しい時間帯もあったなぎさだが、プレーの質は変わらず自分たちのサッカーを貫いた。
結果は、2-1でなぎさが勝利し優勝を決めたが、両チームの特徴あるサッカーが見られ、観衆も釘付けとなる見ごたえある試合となった。