【高陽高校 サッカー部】チーム取材
高陽高校は取材者(選手権88回大会に出場)の母校であり、当時は100名弱の部員がいたが、現在はその半分強となる。
学校が生徒募集の人数を少なくしたことから、生徒数は減少している。
しばらくは、選手権ベスト16の壁を超えれれず悔しい想いをしていた高陽だが、今年度は選手権ベスト16まで勝ち上がった。
少数精鋭で活動する高陽だが、グラウンド条件を考慮し練習時間に他チームとは違う取り組みをする。
学校グラウンドには予備照明などの照明はあるものの、7時限目後(17時頃〜)から練習を行うと日の入りが早く(特に冬場)ボールが見づらく満足な練習ができない。
なので、夕方練習、朝練習を組み合わせた方法で、選手たちが満足いく練習環境とする。
チーム内では上下関係を強くださないため、二人組のペアは異なる学年の選手と組む、選手同士でチームを編成したリーグ戦を行うなどし、チーム内の団結をつくりあげる。
現在のキャプテンも2年生が務め、チームの雰囲気はよい。
各練習の合間には個々の選手が連携の話をするなどし、休憩合間の時間さえ一切無題にしない。
予選リーグは苦しい戦いを勝ち抜き、今年の高陽は気になるチームの1つ。
数年ぶりに勝ち上がった選手権の舞台で、思い切りの良いサッカーで高陽らしいサッカーを見せてほしい。