PEACE MATCH 広島と長崎が交流【Balcom BMW CUP】
2024年8月7日、HiFA 平和祈念 2024 Balcom BMW CUP PEACE MATCHがエディオンピースウイング広島で行われ、U-15の広島県選抜と長崎県選抜が試合を行いました。
会場であるエディオンピースウイング広島は施設名にもあるように、平和の願いが込められており、原爆ドームと直線状に結ぶ場所に設置されたこともあり、平和を発信するスタジアムともいえます。
この場所で、被爆都市である広島と長崎の2チームが試合を行うことで、世界に平和を発信する意義ある試合となりました。
試合前にはセレモニーが行われ、平和宣言、そして関係者によるキックインセレモニーが実施されました。
今年できたばかりのピッチ、ベンチ、控室に入る選手たちのモチベーションも高く、試合も見ごたえある内容でした。
広島県選抜がボールをつなぎ得点を重ねる一方、長崎県選抜は相手のスキをつき得点を返す展開。後半終盤に相手を引き離した広島県選抜が5-1で勝利をおさめます。
試合当日の午前中には、平和記念公園へ行き平和学習を行った2チーム。
2チーム混合のグループを作り、平和資料館を回り、その後グループ内の代表が感想を話します。
長崎県選抜からは「長崎にある平和資料館とまた違う雰囲気で勉強になった」、「広島とともに平和を発信していきたい」と素晴らしい感想でした。
選手間の交流もでき、貴重な時間となりました。
そして、大会最終日となった8月8日。
この日は、広島県選抜、長崎県選抜に加え、沼田高校との交流戦が実施されました。
連日の試合となりましたがものともせず、タフな試合となりました。
若い世代が平和都市で試合を行い、ともに平和を考える、この大会の素晴らしさを改めて感じました。