瀬戸内 2-3 広島皆実 2024.04.20 @安芸高田市サッカー公園
広島県勢対決となった瀬戸内対皆実。試合は90分を通して激闘となった。
キックオフと同時に、激しい球際の攻防が繰り広げられた。
そんな中、最初に主導権を握ったのは皆実。
10番、11番のスピードを活かした攻撃で、ペナルティエリアに侵入するシーンが増える。11分、14分と立て続けにPKを獲得し、11分には10番が、14分には8番がこれを落ち着いて決めた。
しかし、瀬戸内もすぐさま反撃。28分、交代で入った24番を起点に右サイドから仕掛ける。23番のクロスを一度は皆実ディフェンス陣がブロックするもこぼれ球を19番が押し込み1点を返した。
次に試合が動いたのは41分。皆実10番が中央から持ち上がり、11番にスルーパス。これを11番が落ち着いてゴールに沈め、再び皆実が2点リードして前半を終えた。
後半も前半同様、激しい攻防が続いた。
60分、中央から仕掛けた瀬戸内は、7番から17番にボールが渡った。ボールを受けた17番が左足でサイドネットを突き刺し、またも1点差に詰め寄る。
勢いに乗った瀬戸内は直後の63分。クロスからのこぼれ球を8番が右足を振り抜き、同点かと思われたが、クロスの際、皆実GKへのファールがあったとの判定でノーゴール。
その後、瀬戸内は猛攻を仕掛け、皆実ディフェンスを何度も脅かすも、追いつくことはできず、2対3で皆実が勝利。
両者ともにアグレッシブな攻撃を魅せた90分。シュートの数は15本ずつ放つなど、激闘となった。