【広工大高サッカー部】 チーム取材
今回ご紹介するのは、広島工業大学高等学校サッカー部だ。
広島市内では珍しいエンジカラーをホームカラーとする、近年めきめきと力を挙げているチームの1つ。
広大高は当時は数少ないサッカーグラウンドに早々に人工芝をはり、生徒の授業で使用されるほか、サッカー部のメイン練習会場としては申し分ない環境。
21年3月には、長年サッカー部のドラマを作り上げた人工芝は寿命から新たに張り替えられ、眩い緑の人工芝グラウンドで選手たちは練習に汗を流す。
取材当時はコロナ禍での練習でトップチームのみの練習となったが、濃くタフな練習を行なった。
広工大高サッカー部員数は100名を超えているため、指導者のマネジメントもチームを活性化するための大切な要素である。
ここ最近の広工大は、新人戦、高校総体ベスト4に輝き、30歳の若手指導者の手腕には注目が集まる。
トップからセカンドチーム以下と選手を振りわけ、スケジュール、練習メニューを選手へ的確に伝えるなどあらゆる事でチームの強化を行う。
大ゲームをする中、ピッチにでていない選手はなわとびや走り込みをし、無駄な時間をつくらない。
練習内容も狭いスペースでのパスとドリブルを織り交ぜたものを実施する。
広工大の狭い局面から打開する、力強いサイドからのドリブル突破を見ているかのような練習だった。
サッカー選手権はシード高として出場する広工大、多くのチームからマークされている中で、チームがどのようなサッカーをし、県ベスト4の壁を打ち破るのか注目をしたい。