広島県高校選抜 vs サガン鳥栖 試合模様②
会場:広域公園第一球技場 2021.08.11
大会最終戦。ここまで広島県選抜は2敗とし、優勝の可能性はなくなったものの、最終戦で勝利を奪い有終の美で終えたい。
試合開始から選手全員が気持ちを前面に出し、運動量高いサッカーを披露する。
しかし、サガン鳥栖は3番を中心にボールをつなぐ。
フィールドを大きく使い、少々長い距離のパスでもグラウンダーで正確につなぎ、相手の守備を崩していく。
すると鳥栖は先制点を奪うことに成功すると、直後にも左右を大きく使ったパスから、最後は10番が中央でクロスに合わせ追加点。
さらに追加点を奪った鳥栖は、前半3-0で折り返す。
後半、このままでは終われない広島県選抜が猛攻を見せる。
10番、17番がいい距離間で前線からプレスをかけ、相手のパスミスを誘発する。
サイドからクロスを上げる場面が増える。
このクロスからの攻撃がはまり、相手のオウンゴールを誘発し1点を奪い返す。
逆転を目指した広島県選抜だったが、このまま試合は終了し、3-1でサガン鳥栖が勝利する。