五日市 vs 可部 広島地区予選
会場:五日市高校
前半早々に、可部がカウンターから先制点を奪う。
しかし、五日市は焦らず、しっかりとボールを繋ぎ攻める。すると五日市も9番を起点に同点とする。
五日市はバックの3番、4番のロングパスの精度が高く、攻撃の1つの武器となる。それを前線7番、9番が受け可部ゴールを目指す。
可部はカウンターから9番、15番と好機を迎えるが、五日市はしっかりと寄せシュートを打たせない。
前半1-1で後半へ。
後半になると、風が強まりロングボールの対応が難しくなる。
五日市がやや優勢にボールをつなぐことが多く、9番がシュートうち逆転を狙う。すると12分、左サイドで受けた9番は、相手GKと交錯になりながらも倒れながらループシュートを打つとこれがそのままゴールに吸い込まれ、逆転する。
このままでは終われない可部は22分、流れの中から8番がループシュートを打つ。逆風に返されゴールぎりぎりで相手にクリアされノーゴール。しかし、クリアボールを9番がエリア外で待ち受けると、ダイレクトで右足を振りぬき、ドライブ気味の素晴らしいゴールを決める。
試合は再び振り出しに。
刻々と時間が進み、ロスタイムに差し掛かった40分過ぎにスコアが動く。
五日市、左サイド8番がエリアやや左外でボールを受け、中にカットインし中央にクロス。このボールが風に流されGKの手をかすめそのままゴールイン。
このゴールが決勝点となり、3-2で五日市が勝利する。