(公財)広島県サッカー協会 記者会見開催
2021年4月22日(木)、広島市役所にて「(公財)広島県サッカー協会公式記者会見」が開催された。
記者会見の内容は大きく2つ。
1.広島サッカースタジアム建設寄付金贈呈について
2.なでしこジャパン国際親善試合について
この度、広島中央公園にサッカースタジアムの建設の話が進む中、(公財)広島県サッカー協会(以下:広島県サッカー協会)副会長兼専務理事宗政氏は、「専用スタジアムでJリーグだけでなく、アマチュアの試合、イベントを多く開催したい。そして、サッカーを通し平和を発信をしていきたい。」と述べた。
広島県サッカー協会では、小学生~高校生のカテゴリで毎夏に平和記念サッカー大会を実施している。この大会には海外チームも招聘され試合をするだけでなく、平和記念資料館に行き平和学習もかねており、日本サッカー協会からも評価される素晴らしい大会である。
今回、サッカー専用スタジアム建設地が中央公園に決定し、商業施設からの利便性もよく、これまでサッカーに興味がなかった人々も呼び込める狙いがある。それに加え、原爆ドーム・広島平和記念資料館も近いことから、平和を発信するスタジアムとして「ピーススタジアム(仮)」と呼ぶ人もいる。
宗政氏は、「この新スタジアムが平和の聖地にしたい」と会見の場で伝えた。
スタジアム完成が2024年、この年は広島県サッカー協会100周年の節目でもあり、こけらおとしとして代表戦も企画中である。
広島県サッカー協会理事会で、サッカースタジアム建設に対する寄付金については、全員が賛成をし「総額1000万円」が、建設及び管理運営の主体である広島市から代表して松井市長に手渡された。
話は変わり、日本サッカー協会では女子サッカー選手の普及・育成に力をいれ取り組んでいる。WE.リーグの開催が決まり、女子サッカー選手の人口が増えることが予想される。
広島県サッカー協会では、2021年06月10日(木)@エディオンスタジアムで、なでしこジャパンの代表選が決まった。また対戦チームは未定であるが、近々発表される予定だ。
県内でのなでしこジャパン代表戦は2004年4月以来となり、今大会をきっかけに県内女子サッカーの普及・促進の大きなきっかけになりそうだ。