沼田 vs 銀河学院 高校総体(決勝T3回戦)②
沼田 4 – 2 銀河学院 2022/06/05
序盤は沼田がボールを保持し攻める。
中盤2番、7番がボールを持ち前線にいいパスを展開する。
得たCKからと、右クロスから10番がシュートを打つもわずかに枠の外。
前半、銀学院は沼田の素早いパス回しに我慢する展開となるが、0-0で折り返す。
後半から銀河学院は積極的に前からプレスをかけ、相手のボールをカットしカウンターにつなげる。
7番がボールを持つと、攻めの一手を出せる銀河の起点。
沼田も負けじと7番のシュートなど、両チームが積極的にシュートを打ち出す。
スコアが動いたのは17分。
銀河学院は相手ゴールエリア前で細かくパスをつなぐ。
得た右CKからゴール前にパスを送り、一度は相手にクリアされる。
クリアは短く、ゴール正面エリア外で待ち構えた銀河7番は、バウンド気味のボールをうまく右足でとらえ、ゴール一直線のミドルで先制点を奪う。
先制された沼田は焦らない。
19分、CKからゴール前で18番、10番と繋ぎ、混戦の中から詰めて1点を返す。
沼田は18番がゴールネットを揺らす場面があったものの、前の動きでオフサイド判定をとられ、ノーゴール。
刻々と時間は過ぎる。
35分に銀河は先制点と同じようにゴール前で細かいパス回し。沼田の身体を張った守りを見せるが、クリアが短くなると再び7番がゴール正面から狙いすました右足シュート。これがゴール左隅に決まる。
この時間帯でのリードは大きい。
後半終了40分に差し掛かろうとした時間に沼田は、エリアやや左外にロングボールが流れ、ここで10番が受ける。
ドリブルを仕掛けるように思えたが、選択はシュート。思い切りよく打ったシュートはゴールに突き刺さる。
沼田、土壇場の同点ゴールに、会場がどよめく。
延長前半は0-0で折り返す。
延長後半、両チーム疲れが見え、浮いたパスで前線へつなげる。
沼田はCKから相手のクリアボールに、エリア外で7番がそのまま右足を振り抜き、逆転ゴールを叩き込む。
さらに、カウンターから10番が裏へ抜け前線にパス。最後は14番が詰め追加点。
延長戦の末、4-2で沼田が勝利する。
沼田はここまでの試合、リードされる劣勢から勝ち上がり、この試合も大きな自信となり準決勝へ駒を進める。