桑原 藍(AICJ中学・高等学校) INAC神戸レオネッサとプロ契約
2022年12月13日(火)に、AICJ高校女子サッカー部の桑原 藍(以下:桑原)選手のINAC神戸レオネッサ入団会見がAICJ中学・高等学校で行われました。
(写真左から、安本氏、桑原選手、小川監督、AICJ中学・高等学校校長)
広島県の高校から、WEリーグに所属するチームとの契約は今回が初めてのことです。
女子サッカーリーグをけん引する、強豪INAC神戸レオネッサへ入団を決めた桑原選手、小川監督(女子サッカー部)、INAC神戸レオネッサ 代表の安本氏、AICJ中学・高等学校の校長が同席し、それぞれが今回の経緯や気持ちなどを話をしました。
小川 氏(女子サッカー部監督)
小学時代はサッカーだけでなく陸上競技にも力を入れ、全国大会に出場するほどの身体能力が高い選手。
中学3年時にはU16日本代表候補に選出。
AICJに入学、入部後は、あらゆるポジションを経験し、現在はFWに定着をしている。
ドリブル技術、身体能力は高く魅力があり、ポテンシャルが大いにある選手とこれからの活躍にも期待を寄せる。
INAC神戸レオネッサ 安本 氏(チーム代表)
高校女子サッカー界で注目選手の1人。
チームの練習会にも数回参加している。
スピードがある選手と評価している。
現在行われているWEリーグ(1月8日)の日程と合わせ、高校女子サッカー選手権の決勝戦が同じピッチ(ノエビアスタジアム)で開催が決定し、AICJが決勝戦にまで勝ち上がってくることを楽しみにしている。
サッカーだけでない、文武両道を掲げる学校に所属していることも魅力の1つ。と話す。
桑原 藍 選手
入団後はストロングポイントを活かし、すぐに活躍ができるようにする。
まずはチームにとけこみ、日々の練習を頑張る。
若さを活かしたスピード、ドリブルを見せ、いち早く試合に出られるようにする。
1年目の目標とし試合に出ること。そしてチーム勝利に貢献する。と力強い言葉を残した。
会見ではうれしいサプライズも用意されていました。
桑原選手の背番号の発表がされ、背番号は「20」に決定しました。
この番号は中学時代から自身が背負っていた番号で愛着あるものです。
WEリーグ2022-2023シーズンはすでに開幕しており、桑原選手はリーグ途中からチームに合流となる。
広島育ちの選手の一人が大きな舞台に上がり、ピッチで躍動する姿が待ち遠しいです。
きっとこのうれしいニュースは、広島でサッカーを頑張る少女たちに可能性を見せてくれたことと思います。
桑原選手に続いて広島からプロとして活躍する選手が輩出されることでしょう。
今冬には高校選手権が待っています。
桑原選手を中心に、AICJ女子サッカー部の活躍も楽しみです。