広島観音 vs 崇徳 試合模様③

広島観音 vs 崇徳 試合模様③

会場:びんご運動公園 2021.10.24

 

試合開始序盤、お互いに中盤でボールの奪い合いが強く、相手にチャンスを与えない。

両チームとも10番の存在が大きく、ボールを持つや正確なパスとボールキープで起点となる。

 

観音はゴール前でフリーキックのチャンスがあり10番、2番が積極的に狙うがゴールとはならず。

 

崇徳25番が裏へ抜け出しシュートを打つがGK正面。

攻める崇徳にチャンスが来る。

30分、左CKからゴール前に上がったボールを3番が頭で押し込み待望の先制点を奪う。

その後も、CKのチャンスを得た崇徳だったが追加点とはならず。

 

前半0-1、崇徳1点のリードで折り返す。

 

後半、追いかける観音はまずは同点に追いつきたい。

立ち上がりから積極的に攻める観音は9分、左サイドからのクロスを10番がゴール前でそらし同点ゴールを叩き込む。

 

その後は両チームとも勝利を目指し、相手陣内に積極的に攻め込むアグレッシブな展開に。

崇徳11番のドリブルに対し、観音3番の守備、互いに譲らない見ごたえあるマッチアップ。

 

しかし、その後はスコアは動かず1-1で延長戦へ。

 

延長前半、崇徳は先制点を奪ったセットプレーと同じ形から7番が勝ち越しゴールを決める。

 

延長後半、追いつきたい観音は攻めるが、崇徳GKの再三のビッグセーブに得点が奪えない。

ロスタイム、ドラマは待っていた。

CKのチャンスを得た観音、GKも上がり気持ちで押し込みたい。

大きくゴール前に上がったクロスに、中央で混戦となり、観音選手がシュート、それを崇徳がはじき返すも、シュートブロックの際にハンドの判定でPKを献上する形となった。

このPKを10番がきっりと決め、観音は土壇場で再び同点に追いつく。

 

勝負の行方はPK戦へ。

崇徳キッカーのシュートはバー、ポストに無情にもボールは弾かれ、観音キッカーは確実に決め、PK戦の激闘の末、広島観音が2-2(4PK3)で勝利する。

 

気持ちと気持ちがぶつかり合った好ゲームとなり、両チームの選手を称えたい素晴らしい試合だった。

 

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