広島文教 巻 選手 サンフレレジーナへ加入会見
2022年3月3日、広島経済大学フットボールパークにて、サンフレッチェ広島レジーナ 新加入選手記者会見が行われた。
(写真 左:雨野強化部長 、中:巻選手、 右:森選手)
WE.リーグが開始され、シーズン途中での新加入選手会見で多くの報道陣が集まった。
上記に上げるリーグは、Jリーグ(男子プロサッカーリーグ)とはシーズンの構成が異なり、スケジュールは9月開幕・5月閉幕の秋春制となり、現在は試合が組まれず強化合宿などに予定が空けられるかつ、同時に途中加入選手を獲得する期間でもある。
今回加入が決定した2名の選手は、この3月に高校を卒業した高卒ルーキーで、シーズン途中からの加入となる。
冒頭にシーズン前半の振り返りを強化部長の雨野氏は語る。
内容に対して結果が伴わず、今回の加盟する2名の選手を加え、後半戦共に上位を目指す。
また、今回の補強で既存の選手たちの刺激となり、底上げにつなげる狙いもあり、加入する2名の選手に期待を寄せた。
雨野氏は、新加入選手2名を以下のように分析をしている。
<巻 胡花>(広島文教大学附属高等学校サッカー部)
・恵まれた体格を生かしたプレー
・飛び出しの積極性
・トレーニングを積み上げるごとにプレーの質があがっている
・伸びしろが大いに期待有り
<森 宙舞>(岡山県作陽高校サッカー部女子)
・強化部長の初見は高2の選手権で目に留まるものがあった
・複数のポジションをこなせる
各選手からの言葉では、
<巻 胡花>
WE.リーグとしてプレーできる喜びがある。
強みはクロスやハイボールへの対応で、レジーナの早く攻める攻撃にGKの立場から貢献したい。
小学生からサッカーをはじめ、このWE.リーグで活躍し、アマチュアで活動する選手たちの目標となる選手を目指す。
レジーナで同じGKのポジションを争うことにる福元選手は憧れの存在で、目指すべき姿。
21番の背番号は高校時に身に着けた同じ番号で、高校時代同様にチャレンジする気持ちを見せたい。
< 森 宙舞>
両足でのパスが持ち味で、同チームメイトの近賀選手のように中盤からボールを前線へつなげチームの中心になりたい。
サンフレファミリーに対し両選手とも、加入できた喜びと責任をもち、チームに貢献できるようにと力強く語ってくれた。
女子日本代表がW杯で初優勝をした「2011 FIFA女子ワールドカップ」時は両選手とも小学生でTV越しにその光景を目に焼き付けた。
いつか自分もと強く思い、巻選手は高校時は親元を離れ、広島文教で力をさらに身に着けた。森選手は全国でも有数の作陽高校で、強豪選手がひしめく中でサッカーセンスを磨いた。
2名の選手が加わることにより、レジーナの未来、女子サッカーの未来を大きくかえられる存在に成長してほしいと筆者は願うとともに、2人がピッチでプレーする姿を楽しみにする。