崇徳 vs 広工大高 高校総体(男子)準決勝②
会場:ミツトヨスポーツパーク 2021.06.06
試合開始2分、いきなりスコアが動く。
崇徳は前線からプレスをかけ、相手のもたつく間に浮き球をエリア内に入れる。これをフリーで25番が抜け出し、胸でコントロールし右足で流し込み、幸先良い先制点を決める。
勢いに乗る崇徳は、25番、11番の運動量で相手のパスコースを限定し自由を与えない。
広工大高はロングパスを前線に蹴りこむことが多いが、これを9番が体をはってうけ、自らドリブルで侵入しセットプレーなどのチャンスを得る。ロングスロワーがいるため、崇徳はなるべく自陣より遠くにクリアしたい。
28分、カウンターで攻める広工大はセットプレーから味方選手がエリア内でファールを受けPKを獲得。同点のチャンスでシュートをゴール隅に蹴りこむが、相手GKのビッグセーブに同点とならず。
このまま前半は終了し、崇徳1点リードで後半へ。
後半になると、広工大は相手陣内に攻め込む場面が増え、かつセットプレーと、ロングスローから再三チャンスを作る。10番、9番はコンビの良いパス交換でゴールを狙う。
守る崇徳に対し、広工大はゴール前に人数をかけ猛攻を見せる。
30分、ゴール前に上がったクロスに広工大は人数をかけ押し込みにかかる。こぼれ球が11番の足元に転がり、狙いすましたシュートはゴール右上に決まり、同点とし試合は振り出しに。
この時間帯での同点ゴール、試合の行方が分からなくなった矢先、広工大のゴール直後に崇徳がしかける。
失点後のキックオフからゴール前に繋ぎCKを獲得。31分、このCKからゴール前の混戦を7番が押し込み再びリード。
終了時刻が迫り、攻めるしかない広工大はゴール前にロングボールを入れパワープレーをするが、崇徳ディフェンス決死の守りをし追加点を与えない。
このまま試合は終了し2-1で崇徳が勝利する。