㈱体育社は㈱ケアウイングと事業連携締結を発表 ~地域の活性と明るい社会の実現へ~
2022年2月10日、㈱体育社(以下:体育社)は(株)ケアウイング(以下:ケアウイング)と事業連携を締結したことを発表した。
これにより、更なるスポーツの振興とそこから創出される新たな価値により、地域活性と社会貢献を行う狙いだ。
昭和22年4月1日に創業した体育社は現在75年と広島を中心に体育用品の小売業をはじめ、スポーツ施設の設計施工業を中心に事業を展開し、「人間の健康な心と身体に欠かせないスポーツ、そのスポーツの力と価値をあらゆる人々に提供し地域活性と明るい社会の実現」の経営理念のもと、人々に親しまれている。
今回の事業連携締結には、「体育社 代表 大野氏」と「ケアウイング 代表 門田氏」の2名が出席し会見が行われた。
<事業連携内容>
これらの連携では、「スポーツの力と価値」、両社が持ち合わせる事業をミックスしさらなるシナジー効果を生み出す。
(1)スポーツの普及と振興に関すること
(2)青少年の健全育成に関すること
(3)地域活性化に関すること
(4)従業員の育成と技術向上に関すること
(5)その他、目的を達成するために必要な事業に関すること
具体的な取り組み内容
①アスリート事業
飛翔会であればケガ予防などの知識、体育社であればスポーツ用具のサポート。チーム、選手などスポーツをする人たちを支える両社の特性を生かし、掛け合わせることにより、アスリートやチームが掲げる目標に近づける。
②ヘルスケア事業
アスリート、老若男女問わず幅広い人へ、元気で健康な心と身体を作るサポートをし地域の活性につなげる。
③ブランディング事業
互いの強みをミックスさせた新しい価値を創出する事業。子供が楽しめるイベントや、SDGsにつながる取り組みをし地域の活性化と貢献につなげる。
こられの事業を達成するために、両社は社員同士での交流と連携を会社の枠を超え定期的に行い、相乗効果を生み出すことも狙いのひとつ。
飛翔会はリハビリ、アスリートのケアをメインとしており、大きくいうとサービス業に近しい。
対して体育社はものを販売する、一言で営業をメインとして事業展開するが、それぞれの分野で活躍するスペシャリストの社員同士が連携を図ることで、個々が新たな武器と価値観を得られ、今まで以上に説得力と専門性が高いサービス、営業がユーザーに与えられることが大いに期待される。
過去を振り返ると、両社の付き合いが始まったのは約20年前のこと。
ケアウイングの社内で着用する衣類を体育社が卸していたことから始まり、今回このような事業連携につながった。
両社の共通キーワドは「スポーツ・地域貢献」であり、人々がスポーツを通し健康な身体と心を作ることで豊かな生活を過ごせ、地域の活性化につながる。
スポーツの力と価値は大きく、これから両社がともにする事業連携に注目をしていきたい。
~事業連携への意気込み~
(体育社 大野氏)
今までは小売業としてスポーツをする人々へ道具を届けることができた。
しかし、商品知識以上のものを届けたい想いがあり、今回の事業連携によりケガ予防や、食事に関する知識を届けられる。
昨今、スポーツをする若者が減ったように感じる。
スポーツをすることで健全な身体つくりができるほか、チーム競技スポーツを行うことで自然と社交性がつくように、スポーツの価値は大きなものがある。
いい商品を届けるのはもちろん、届けるユーザーに合う商品をさらに見極めるために、医療分野で活躍するケアウイングと連携をとり、アスリートたちの力になりたい。
今回の事業連携でスポーツの価値がさらに深まることが期待される。
(ケアウイング 門田氏)
ケアウイングの大本である、飛翔会の基盤にはスポーツがある。
現在は中学、高校のスポーツ分野で活躍する選手の身体を見る機会が多くあり、選手たちには正しい知識をもとに次のカテゴリに進んでほしい願いがある。選手のほとんどはスポーツを生きがいと感じているからこそ、選手たちの支えになることを日々目指す。
体育社にはいいツール(商品)がたくさんあり、それらの商品を患者や選手にアプローチをすることで、医療内容の観点からもより深いものを届けられる。
また、道具の間違った使い方(靴ひもの締め方、靴のサイズなど)を、正しい知識で伝えられる。
今回の連携を通しスポーツをする人々により親密となれる体制を整えていく。
最後に体育社が行う、地域事業のイベント告知をさせていただきます。